Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きゅうこんさんじゅうし
求婚三銃士
佐々木 邦
Lisez 求婚三銃士 (きゅうこんさんじゅうし) de 佐々木 邦 (ささきくに) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 162 326 caractères · 330 écrans
「しかし電話のある素人屋なんてものは滅多にないよ」
「いや、電話は筋向いの酒屋だ。小僧に毎月活動の切符をやって取次を頼んである。但しその切符は映画会社へ出ている奴から只貰う」
「凄いんだね」
「ハッハヽヽヽ」
「そのくらい抜目がなければ、成績も好いんだろう?」
「相応やっている。ところでいつ行こうか?」
「日曜の午前中は大抵いるから、やって来給え」
「医者をつれて行くよ」
「冗談言っちゃいけない。僕は未だ些っとも考えていないんだから」
「考えていて会社へ自首して来るようなのは御免蒙っている。叩き殺しても死なないようなのに見込をつけるんだ。何うだい?」
「よせよ、もう」
「僕のところは五大会社の随一だ。他の会社と違う。その辺を詳しく説明してやる」
「幾ら説明しても僕は駄目だよ」
「ナカ/\頑強だね」
「差当りそんな余裕はないんだ」
「それじゃ入るとしたら、僕の手で僕の会社へ契約してくれ給え。何も急ぐんじゃない。枯木も山の賑かしってことがある。勧誘員ってものは、兎に角間口を拡げて置くのが成功の第一歩だ」
「僕は本当に枯木だよ。勧誘しても、見込はない」
「いや、枯木に花を咲かして見せる。