Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

Lisez 法然行伝 (ほうねんぎょうでん) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 66 110 caractères · 131 écrans

Aozora Bunko

「わしはこの浦の漁師で子供の時分からすなどりを業とし、朝夕魚貝の命を取って世を渡る家業をしていますが、ものの命を殺す者は地獄に落ちて苦しめられるとのことでございますが、どうしたらそれを遁れられましょう。お救い下さいまし」

と法然の前に手を合せた。法然が、

「それはお前さん達のような商売の者でも南無阿弥陀仏といって念仏をしさえすれば仏様のお願いによって極楽浄土に生れることが出来ますよ」

といって教えた。二人とも涙にむせんでよろこび、その後は昼は浦に出て常の如く漁師をし、夜は家に帰って二人とも声を合せて終夜念仏し、あたりの人も驚く程であったが非常に平和な生涯を終えたということである。

また同じ国の室の泊についた時に、小舟が一艘法然の船へ近づいて来た。何ものかと思えばこの泊の遊女の船であった。その遊女が云うのに、

「上人のお船だということを承って推参いたしました。世を渡る道というものは様々ありまするうちにも、何の罪で私はこう云う浅ましいなりわいをするような身となったのでございましょう。この罪業重き身がどうして後生を助かることが出来ましょうか」と。法然がそれをあわれんで、