Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいじょうのみち

海上の道

柳田 国男

Lisez 海上の道 (かいじょうのみち) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 182 344 caractères · 353 écrans

Aozora Bunko

それとも最初には海から採り上げた色々の貝の中の、最も鮮麗なるものを選び用いる趣味がすでに普及していて、それが南の島々で見るように、特に獲難い石類にあこがれる傾向をうながしたか、親しく南北洋上の島々について、今後は日本人が比較参照すべき問題であろうと思う。珠玉を纏う好みは、何だか近頃は毛皮の民族から学ぶようにも感じられるが、最初はどう考えても裸の国、暖かい海のほとりの社会に始まるべきものだった。『万葉集』の巻九に、

妹がため我玉ひろふ沖べなる玉よせもちこ 云々

とうたい、または同じ集の十五に、

わたつみのたまきの玉を家づとに妹にやらんと 云々

と言った類の詞章は、現在はどう註釈せられているかしらないが、それは小石でなく、真珠ではもちろん無かったろう。山に向かって、その玉もてこと呼ばった人は、まだ一度も無いように思うが、それでも日本人は依然として、北大陸ツングースの方から渡って来なければならなかったのであろうか。

私が『おもろ』のツシヤの玉を、宝貝のことでないかと思う理由は、今は僅かな少年の日の、なつかしい野草の実の記憶だけであるが、こういう言葉こそは一つの鍵である。