Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
是を形見として娘お富へ呉れましたのを打ち付けたので、先達も福地先生から承わりましたが、大宝令とか申しまして、文武天皇さま時分に法則も立ちまして、切物は仮令鋏でも小刀でも刀でも、我銘を打つ事に致せという処の法令で、是だけは、只今漸々世の中が開けまして、外国の法に成りましたけれども今に残り居りまするのは、鋏でも、ちょっと十銭ぐらいの小刀のようなものでも銘が打ってございます、二千年も昔から幾世将軍の代る度に法則は変りましたが、こればかり今に残り居るというのは誠に妙なことでございます。此の若草が松ヶ枝に金重の銘のある小刀を打付け、精神を凝して呪いましたが、丁度廿一日目の満願の日に当って、伊之助の足の左の親指が痛み始めてまいりましたが、酷く痛み出し、堪え兼ます程でございます。親父も一人息子の事だから心配致し彼方此方から名医を頼んで来て見せましたが、其の頃はまだ医術も開けません時分ゆえ頓と分りません、是も敢て若草が松の木へ小刀を打ち附け、伊之助の足を呪ったためでもございますまいが、或お方は理が有ると仰しゃいました、樹と云うものは逆さまに立って居る