Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
事も出来ませんから、刀の詮議も仇敵の探索も心に任せず、誠に残念に心得て、実に私は薄命の身の上であるが致し方はないから、一節切を吹いて人の軒先へ立ち一銭二銭の合力を受けながら江戸表へ立帰ろう、もし大野惣兵衞の居処が分れば、私は盲目ゆえ迚も仇は討てんから、屋敷の者を頼んで本懐を遂げよう、途中でも種々能い医者に聞いて手当もしたが、とんと其の甲斐がない故、此の身の上を政七や仙太郎に知らせたならさぞ心配致すであろうから手紙一本遣らないが、此の眼病では迚も刀の詮議も仇敵の所在も知れよう道理はない、世に捨てられた私の身の上、憖いに生恥を掻くよりも寧その事一思いに割腹して相果てようか、それとも此の眼病が治る事も有ろうかと種々考えましたが、イヤ/\迚も死ぬなら先祖の菩提寺へ詣で、亡父へ我身の薄命の申訳をなして、直に其の場で切腹しようと、漸く心を決して、江戸表へ立帰ってまいりました。お話二つに別れまして、山口屋の音羽でございます、是は稻垣小三郎の許嫁で、石川藤左衞門の娘おみゑという天下に勝れた美人でございますが、小三郎へ操を立て、他のお客へは枕をかわせ肌を許しませんというが、誠に無理な事で、傾城遊女の身の上で、揚代金を取って置きながら、お客に肌を許さんとは余り理のない