Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
遺体を汚せし不孝の罪、いかに盲目なればとて口惜ながら手出しも出来ず、此の儘に何時まで長らえ居りましても、素より稻垣の家を興す認めはござらん、生甲斐のない我が身の果、死する時に死せざれば死に勝るの恥あり憖いに生恥をかいて稻垣の苗字を絶し、殿さまの御家名を汚します不孝不忠の小三郎、只今此の処において切腹いたし相果てまする、場所も幸い尼寺、仮令仇は打ち得ずとも、悪人大野惣兵衞を組み敷いて首を掻き取ります心得で、只今この黒羅紗の頭巾を突き破り、惣兵衞の首を掻取り、直様此の場で切腹いたし、草場へ参った其の上で本意を遂げざるお詫をいたします、あゝ残念でございます」
といいながら、かの黒羅紗の頭巾を左の手に握り詰め、片膝へ敷据えて、右の手にて木剣作りの小脇差を引抜き、十分の怒を面に表わし、見えぬ眼にて黒羅紗の頭巾を睨みつけながら、
小「吾身不肖にして本懐を遂げずとも、秦の豫讓の故事に擬らえ、この頭巾を突き破るは実父の仇大野の首を掻き取る心思い知れや、大野惣兵衞」
と彼の頭巾をズタ/\に突き破り、國俊の小脇差を持ち直して我腹へ突立てようとする処へ、何時か忍び込んだ