Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あおべかものがたり
青べか物語
山本 周五郎
Lisez 青べか物語 (あおべかものがたり) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 160 961 caractères · 317 écrans
五郎さんはいくらかむっとして、なにがいいのかと反問した。すると住職は、指を折って日を数え、あと二十日ばかりできみのお母さんの喪はあける、二十日ばかり待つだけだから「まあいいじゃないか」と答えた。
「ああそうですか」五郎さんは納得した、「すると喪は七十五日なんですね」
「いろいろあるがね、亡くなった人の魂は七十五日その家の軒先をはなれない、ということがあるから、まず一般の例では七十五日だろうね」
五郎さんは礼を云って家へ帰った。
正確に数えてみると、喪のあけるまで十九日あった。そのくらい待てないわけではない、五郎さんは気をまぎらわせるために、精を出して働いた。ゆい子は家事に慣れないようすで、めしの炊きかたもうまくないし、拭き掃除や洗濯なども、時間ばかりかかってとんと片づかなかった。五郎さんの妹は十二歳になるので、もう男よりもそんなことに眼がつくらしく、父や兄に向って、しきりにあによめの非難をした。
「うちのことができないんならお店へ出ればいいじゃないの」と妹は云った、「どうしてお店へ出さないの、兄ちゃん」
「うるさいぞ、よけえなことを云うな」と五郎さんは叱った、「嫁に来たばかりで、すぐにそうなにもかもうまくやれっか、おまえだってよそへ嫁にゆけば当座はへまなことをするんだ、みんなそうやって慣れてゆくんだ、へっこん