Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
」
「おれたちを、ごうもんする気だなっ。」
ポケット小僧が、さけびました。
「いや、ごうもんなんかしない。いたいめにはあわせない。ただ、おそろしいめに、あわせてやるのだ。」
「だが、ぼくたちを、ながくここに、とじこめておけば、明智先生がたすけに来てくださる。明智先生には、なんでもわかるのだからね。そうすれば、きみははめつだよ。せっかくつくった美術館もだめになってしまうんだよ。」
と、小林君が、自信ありげにいいました。
「だまれ、きみのおどかしなんか聞きたくない。すぐに、地獄ゆきだっ。どんなにおそろしいめにあうか、見るがいい。そらっ……。」
と、いったかと思うと、小林君とポケット小僧の立っている床板がパッと、なくなってしまいました。
二少年は、いきなり宙にういて、そのままスーッと下におちていきました。
そこの床が、おとしあなになっていたのです。
二十面相がどこかのボタンをおすと、おとしあなの口が、ひらくようになっていたのです。
ふたりは、まっくらな、ふかい地の底で、ひどくしりもちをつきました。
しばらくは、おきあがる力もありませんでしたが、ふと気がつくと、くらやみのむこうのほうに青く光るものが二つならんで、あらわれていたではありませんか。