Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

ここは、あの月世界旅行の見世物の、月球の内部にあるプラネタリウムだったのです。頭のいくつもある大きな黒い怪物は、プラネタリウムの機械だったのです。

ポケット小僧がしのびこんだ桜井さんのガレージは、練馬区にあるのです。

そして、月世界の見世物も、同じ練馬区でした。

この二つの場所は、あんがい近いのかもしれません。二十面相は、その間に、長いトンネルを造ったのでしょう。

いつか、小林団長は、二十面相と、月世界の見世物とは、なにか、関係があるんじゃないかと、言ったことがあります。ポケット小僧は、あのことばを、思い出しました。

やっぱりそうだったのです。月世界のプラネタリウムは、昼間は、ほんとうの見世物として、大ぜいの客をいれ、夜がふけると、二十面相怪盗団の会合の場所に使われていたのです。そして、その地下つづきに、二十面相のかくれがが、造ってあったのです。

あんなにぎやかな見世物の中に、二十面相のすみかがあるなんて、だれも考えおよばないことでした。

見世物でお金をもうけるばかりでなく、それで世間の目をごまかしていたのです。二十面相らしい大胆なやりかたではありませんか。