Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
Leggi 大菩薩峠13 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 349.705 caratteri · 678 schermate
その道の本職が幾人も手を合わせてやるべき仕事を、ぽっと出の幼尼ひとりに任せられるはずのものではない。自然、罪人の望み通りに縛ることを許したとは言い条、事実は下働きと非人と人足とが手を持添えて、その要所要所におまじないをさせるだけのものであります。
こうして、仕来り通りに柱へくくりつけられた罪人は、次に手伝いとも十人ばかりして、その柱を起して持ち上げ、かねて掘り下げて置いた穴の中へ押立て、三尺ばかり埋め込んで、根元をしっかりつき固める。
ここで罪人は全く正面をきって、高く群集の万目の前に掲げられたものですから、矢来の外がジワジワと来ました。
検視がズラリと床几に坐る。
下働非人が槍をもって左右へ分れる。
右の方にいた非人が、突然、槍をひねって、
「見せ槍!」
一声叫ぶ。
槍の穂先がキラリと光って、罪人の面前二尺ばかりのところを空づきに突く。
と、左の一方のが、
「突き槍!」
その一声で、罪人の右の脇腹からプッツリ槍の穂先、早くも罪人の左の肩の上へ一尺余り突抜けている。血が伝わるのを一刎ね刎ねて捻る。
「うむ――」
これは本当は抉るそのものの絶叫。
この辺で群集の海に、