Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きめんじょうのひみつ

奇面城の秘密/夜光人間

江戸川 乱歩

Leggi 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 150.254 caratteri · 300 schermate

Aozora Bunko

宙を飛ぶ首

しかし、いくら用心しても、きっと、盗みだしてみせるよ。夜光の人

「アッ、すると、昼間きたのは、夜光人間だったのでしょうか。」

小林君は、そこへ気がつくと、おもわず高い声をたてました。

「だが、昼間の北森という男は、ふつうの人間だった。べつに顔が光ってはいなかったが……。」

「昼間、明るいところでは光らないのかもしれません。この名刺だって、そうですもの。さっき、その男の顔は、黄色っぽかったと、おっしゃったでしょう。この名刺も、昼間は、黄色っぽかったんですよ。」

「あっそうか。じゃあ、あいつの顔も暗いところで光りだすんだな。きみに、そういわれてみると、やっぱり、あいつが夜光人間だったのかもしれないね。じつに、きみのわるい顔色をしていた。」

杉本さんはそういって、じっと、小林君の顔を見つめるのでした。まるで、小林君が夜光人間ででもあるように、きみわるそうな目で、じっと見つめるのでした。

宙を飛ぶ首

「で、その宝物というのは、どこにおいてあるのですか。」

小林君がききますと、

「わたしの書斎においてある。べつに金庫にいれてあるわけじゃないから、こういっているうちにも心配だよ。