Classici giapponesi con furigana
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きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Leggi 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 150.254 caratteri · 300 schermate
きみたちも、あとから、ついてきたまえ。」
「ええ、ぼくと、ポケット小僧だけついていきます。それから、ぼくたちふたりとも、万年筆型の懐中電灯を持っているのですよ。これをおかししますから、照らしながら進んでください。」
小林君はそういって、ポケットから、探偵七つ道具のひとつの万年筆型懐中電灯をとりだし、上山さんにわたすのでした。
よこ穴は、やっと、おとながはって通れるほどの広さでした。上山さんは右手にピストル、左手に懐中電灯をかざしながら、ぐんぐん、奥のほうへはっていきます。小林君とポケット小僧も、それにつづきました。
ポケット小僧も、万年筆型懐中電灯をとりだして、照らしましたので、あたりは、ぼんやりと明るくなり、よこ穴の石ぐみが見えてきました。
せまいよこ穴がつきると、そこに、広い洞窟がありました。立って手をのばしても、天井にさわらないほど広いのです。
「おどろいたなあ。わたしのうちに、こんな地下道ができているなんて、思いもよらなかった。それにしても、なんのために、こんなものをつくったのかなあ。」
上山さんが、あきれかえって、つぶやきました。
おとし穴
夜光怪人はどこへいったのか、洞窟の中はまっ暗で、なにもいないようです。