Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 61.953 caratteri · 124 schermate

Aozora Bunko

〔六月予記表〕

六月四日

六月五日

六月六日

斯う云う云いかたは、母上とはまるで異う。彼女なら我知らず

「何、わずかだもの、延したっていいやね。つまりお前がたのためを思ってすることだもの」

と云われるだろう

その調子(父上の)ひどく自分の心に遺った。

〔六月予記表〕

『太陽』の九月号のために、

六月四日(土曜)

岡部氏(英男のアドバイザー)夫人、佐和子氏とお茶に来られる。

夫人は、今年お茶の水を出られたのだそうだ。

二人で居ても、ちっとも若い二十七八歳と十七八歳の夫婦とは感じられず、まるで兄妹のように感じられる。

佐和子さんのおかあさんと二人とは、陶宮をやって居られるのだそうだ。一種の他にまかせ切った安らかな人格である。

六月五日(日曜)

如水会で、十人予定の如く集る。

俵国一氏が如何にも純な、人間らしい心情を豊に持って居られるのを見て、床しく思った。

六月六日(月曜)

昨日のことで仕度が出来ないので、明日立とうときめる。

今夜、国男さんが、私がバターをたのんだので、青木堂から八時頃持って来て呉れた。

笹川さんに夕飯を呼ばれて行ったのに、そんなに早めに引あげて来て呉れたのを思うと、其バターを食べられないような気がした。