Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 61.953 caratteri · 124 schermate
九月九日
九月十六日
精力の薄弱な人なのか甘えるのか。
健康な肉体、充実した精力がなければ、決して大きな仕事は出来ない。
九月九日(金曜)
『新演芸』にたのまれた評をするために、帝劇を見る。はんぱなり。
九月十六日(金曜)
午後から国男さんが、のりさんをつれて来る。いろいろオペラの話をし、のりさんを送ってから一緒に切符を買いに行こうと云って仕度をして居ると、来、おかあさまがぜひ来るように、切符などはいつでもよいと云われると云う。「我に叛く」について、彼女は、私共が、自分達の生活の内幕を、好奇心をもって居る世間にあばき出し、自分をおとしめたと云って怒って居られる、と云うことを、国男から聞いて居たので。二人を呼んで云うと云って居らっしゃるそうだが、二人で行くとなお面倒になるので、却ってよいと思い一人で国男さんと行く。
平気で落付いて居ようと思って行きはしても、母が、激し、誤解でどんどん迫って来ると、自分も熱しずには居られなくなってしまった。岡部さん岡部さんと云われる。どうしてそんなにあの人の言に信を置くのか。あの人の評価に絶対価を置くのか、矢張り女の人だと思う。
始め、彼から話を聞き、Aが、私にそそのかして書かせたと思ったのだそうだ。