Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

ところが、いま 一休さんの 目の まえに はこばれた ごちそうには、さかなも にくも ありました。

おしょうさまは ごく したしいところでは さかなも にくも たべますが、いまは しょうぐんさまの まえなので たべようか たべまいか ためらっていましたが、一休さんと きたら そんなこと へいちゃらで、手あたりしだい むしゃむしゃ たべました。

すると よしみつ公が いいました。

「こりゃ、しゅうけん、おいしいか。」

「はい、わたくしは くいしんぼうですから、おいしくて たまりません。」

「ほう。では、一つ きくが、しゅっけは にくや さかなを たべても いいのかな。わしは、しゅっけは なまぐさものは たべないものだ、と きいていたが……。」

「はッ!」

と、いって 一休さんは しばらく かんがえこみました。それから にこりとして、

「しょうぐんさまも たべて おいでですね。」

「おお。わしは さむらいじゃ。にくも さかなも たべる。」

「でも、しょうぐんさまも あたまを ぼうずに して いらっしゃいますね。」

「そうだ。わしも ぶつもんに はいったのじゃ。」

「そうすると やはり ぼうさんの なかまいりを したのでしょう。