Classici giapponesi con furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.
N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate
一休さんは ひょっこりと その どうじょうの まえを とおりかかりました。
「ああ、ここが うわさにきく てんぐの どうじょうか。」
一休さんが そう つぶやいたとき、どうじょうの まどから くびを だした ひとりの もんじんが、ふしぎそうに 一休さんの すがたを ながめました。
たびに でた 一休さんは いつも 木刀を こしに さし、尺八を ふいて いたと いうことです。もんじんは 木刀を こしに さした こじきぼうずを、ふしぎに おもったのです。
その もんじんが一休さんの ひとりごとを、ききつけて、
「おい、ぼうず、てんぐの どうじょうとは なんだ。」
と、さけんだので、ほかの もんじんも たくさん まどぎわに あつまってきて、
「なんだ、なんだ。」
と、さわぎだしました。
「あの ぼうずが へんな ことを いいやがったんだよ。」
「けしからん ぼうずだな。」
一休さんは たちどまって、にこにこ もんじんたちを ながめて いましたが、なにを おもったか、ずかずかと どうじょうの げんかんに はいって いって、
「たのもう。」
と、こえを かけました。