Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
屋根裏の少年たち
」
四人のものは、いちもくさんに、そのほうへかけだしていきました。
すると、おじいさんは、また杖にすがって歩きだしながら、
「ウフフフフ……。」
と、ひくい笑い声をもらすのでした。
なぜ笑うのでしょう。なにがおかしいのでしょう。ああ、ひょっとしたら……。
ふたりの警官とふたりの書生は、ずいぶんとおくまでさがしまわりましたが、黄金仮面の姿はどこにも見えませんでした。そこでとうとう、あきらめて、片桐さんの門のほうへひきかえしました。
「へんだなあ。いくらあいつが足がはやくても、あの大通りに姿が見えないのは、おかしいな。あんなに、むこうまで見とおしなんだからなあ。」
書生のひとりがつぶやきますと、もうひとりが、はっとしたように立ちどまって、こんなことをいうのでした。
「あっ、そうだ。さっきのじいさんが、あやしいぞっ。黄金仮面は魔法つかいみたいなやつだから、ばけるのも、じょうずにちがいない。あいつ、さっきのじいさんに、ばけていたんじゃないかな。金色のマントやなんかは、あのふろしきにつつんで……。」
屋根裏の少年たち
それから三日め、黄金仮面が片桐さんの国宝の仏像をぬすんでみせると予告した十三日の午後のことです。