Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
けんきょうじゅなん
剣侠受難
国枝 史郎
Leggi 剣侠受難 (けんきょうじゅなん) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 195.479 caratteri · 394 schermate
藪地の小路
でくの棒達を走らせたところで、役に立たねえのは受け合いだ。いかな城之介が行者でも、まさか天へはのぼって行けめえ。それにさ、どんなに高く踏んでも、天国へ行けるような玉ではない。では地獄へはということになるが、むぐらでないんだから土はほれめえ。そこでいきおい正面の、藪地なるものが問題になるが、渋沢の藪地と来た日には、あの八幡の藪知らずより、もっとこみ入った藪地なんだからなあ。手がかりもないのにうかうかと、飛び込んでゆくのは考えものだ。……と、こんなことをいっているうちに、時がドンドン経ってしまう。あの早足の城之介め、サッサと遠くへ行ってしまうだろう。だんだん間がはなれてしまう」忠三不意に飛びあがった。「あねご、しめた。土が軟かい!」それがどうしたっていうのだろう?
藪地の小路
「あねご、しめた。土がやわらかい!」叫んで飛びあがった早引の忠三、今度はにわかに前のめりに地面へ腹ばったものである。
月光をなま白く肩から浴び、坐り込んでいるイスラエルのお町、こう忠三に叫ばれても、身動き一つしなかった。
しかしその次の瞬間に、こう忠三にわめかれた時、はじめてお町立ちあがった。