Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
Leggi 銭形平次捕物控(七)平次女難 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 152.696 caratteri · 310 schermate
あれだけたくさん書いたものが翻案などである筈はない。タネ本もない。
ただ、銭形が銭を投るということは『水滸伝』から暗示を受けた。『水滸伝』の没羽箭張清が錦の袋から礫を出して投るということから銭形平次の投げ銭を考え出した。
八五郎は楽天家で、惚れッぽくて、どうにもしようのない男であるが、人間の甘いところと人のいいところをそっくりそのまま現わしている。八五郎を考え出したことは成功であった。下町あたりへ行くと、八五郎の人気のあることがよくわかった。
「平次にはお静といういい女房があるのになぜ八五郎を結婚させないのか」などと、よく聞かれる。しかしとうとう八五郎は結婚させずに終ってしまった。あとは読者の方々のご想像に任せるよりしかたがない。それに八五郎を結婚させたら、もうおしまいだろうと思う。底抜けに人のいい八五郎にモデルはないが、徳川時代の滝亭鯉丈の書いた『花暦八笑人』からヒントを得て、ものにこだわらない明るい人間を案出した。
平次の女房お静はできるだけでしゃばらない、おとなしい一種の理想型のタイプに書いた。万事控え目であるところがお静の特色である。お静は「銭形平次」