Classici giapponesi con furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
Leggi 銭形平次捕物控(七)平次女難 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 152.696 caratteri · 310 schermate
吉田さんも愛読者
「オール読物」に連載した短篇は以前には一日で書いたものだが、最近は最低三日はかかるようになっていた。もっとも案を練るまでが容易ではない。なにか書こうと思うものが胸に浮かんでから、それをデッチ上げるのに一週間はかかる。案が出来上がれば、新聞記者上がりだから書くのは早い。案を練り上げるまでに苦労がある。偽ビッコを登場させようと思うと、自分で肩から帯を吊って脚を結んで、実際にやってみる。その恰好がおかしいといって家内などは大笑いするが、私としては真剣だった。締切りに間に合わないようなときは徹夜をしたこともあるが、六十を越してからは仕事は昼間だけにして、夜は休むように心掛けてきた。
吉田さんも愛読者
吉田前総理が愛読して下さったというのは評判だが、私は嘘だと思っていた。しかしどうも事実らしくて、いつかだれかの結婚式で家内が吉田さんと向い合った時に、「野村さんのものはよく読みますよ」といわれたそうである。家内が「吉田さんはもっと怖い方かと思っていました」というと、「いいおじいさんでしょう」と笑いながらいろいろ話されたそうである。家内は吉田さんに大変好印象を抱いている。