Classici giapponesi con furigana
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ひだのかいだん
飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選
岡本 綺堂
Leggi 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (ひだのかいだん) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 130.271 caratteri · 263 schermate
勿論、死人に口無しで、誰に何うされたのか判らないが、祖父さんは他から恨を受けるような記憶も無し、又普通の追剥ならば斯んな残酷な殺し方をする筈がない。突然に人の喉笛に噛み付くなどと云うことは、普通の人間には容易に能る芸で無い。それ等の事情から考えると、同じ場所といい、残酷な殺し方と云い、どうしても例の山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)が先夜の復讐に来たとしか思われないのだ。いや、確にそれに相違ないということに決着して、死骸は寺に葬った。すると、まだまだ驚くことが有る。」
斯う云って父は一息吐いた。市郎も余りに奇怪なる物語に気を呑まれて、何とも詞を挿む勇気が無かった。
「それから初七日の日に、親類一同が式の如く寺参りに行くと、祖父さんの墓は散々に掘り返されて、まだ生々しい死骸が椿の樹の高い枝に懸けてあった。勿論、誰の仕業か知れないが、これも大抵は判っている。其以来、土地の者は愈よ山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)を恐れるようになって、今日まで誰も指をさす者が無いのだ。まあ、そんな訳だから何も好んで山※(「けものへん+操のつくり」