Classici giapponesi con furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
しかしもう大丈夫だ
安心したまい、光ちゃんよ!」
「ああ、昇さん、いったいどうしたの?
またうちの父とお宅の小父さんが喧嘩したんでしょ?」
「え? 喧嘩?
ハッハハ馬鹿な! 喧嘩なんかじゃないよ!」
「ですから、あたしには何のことやらサッパリわからないんじゃないのよ?
さっきからの騒ぎ
表のオコシヤさんの角の辺に聞えたけど
一体全体どうしたの?」
「あ、そうか、そうだな、光ちゃんにはわからないのが当然だ
そうなんだよ、オコシヤで火事を出したんだよ
オコシヤの裏の工場でアラレを作るんで
あんまり火を燃しすぎたと見えてね
釜場の裏のハメ板が加熱しちゃって
不思議じゃないか、そっちの方は燃えないで
そら、僕んちの物置がすぐあの裏に立ってるだろ
あの物置の草屋根の下から燃えあがったんだ
その火を一番最初に見つけたのが誰だと思う?
こっちの花婆ちゃんさ
ハッハ、耳は遠いが目は早いんだね
暗いうちに、はばかりにでも起き出したか
お宅の本堂のわきから表を見ると僕んちにカーッと火がついてるんで
「火事だあっ!」と呶鳴って
いきなりハダシで飛び下りて僕んちの背戸へ来て火事だ火事だっ!
叩きおこしてくれたんだよ
父も母もびっくりして飛び出して見ると