Classici giapponesi con furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
喜助 ようし!(これもガラッ、ピシリ、ドタバタと廊下に飛び出した音)ドン百姓だからドン百姓と言ったんだっ! 野郎っ、海尻の喜助を知らねえかっ!(と、いきなりパシンと壮六の顔をなぐつた音)
おしん あれ、誰か来てえっ! 喜助さん、よして!
壮六 (ドタンと倒れて)やりやがったな、畜生っ!
喜助 やったが、どうした! この、これでもかっ! ドン百姓! こらっ!(喧嘩はこの方が数段うまいようだ、ひどく酔っている壮六をつづけざまになぐりつけて、馬乗りになる)
壮六 ううっ! ちしょうっ! ううん!(と唸って手足をバタバタさせる)
お豊 やめてっ! 喜助さんっ、そんな、酔ってる人を、そんな、やめてっ!
喜助 へっ、ドン百姓のくせに、きいた口を叩くからよ! やいっ、起きて見ろ、この!(と又なぐる)
金吾 おい、喜助さんとかよ、もうやめねえか!壮六あ酔ってるんだ。
壮六 うう! うう!
喜助 へっ、お前の連れかよ? だら、こん野郎つれて帰れ。酔うんだったら、そこらのドン百姓なんず、てめえんちの火じろに水っぱなでも垂らして酔ってりゃ、よからず、壮六だか、じんろくだか知らねえが、この――(ガツンと又なぐる)