Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
御飯がかけっぱなし。(ソバ畑をソソクサと別荘の方へ歩きながら)金吾さん、じゃすぐお昼御飯にしますからね、お仕事はそれ位にして、手を洗ってちょうだい!
金吾 はい、はい。
春子 (別荘の表ドアを開けながら)敏ちゃんや、もうすぐお昼御飯だから遠くへ行くんじゃないのよ。
敏子 (こちらで)はあい!
金吾 敏子さま、えらいきれいな花があっただなあ。
敏子 おじちゃん、歌、うたって。
金吾 また歌か。おじちゃんは歌は、へえ、駄目だから。
敏子 駄目、うたってよ。盆のうた、うたってよ。
金吾 盆のうたか、しようねえなあ――じゃうたいやすよ。ヤーレー(敏子が小さい両手で手拍子をとる音)はは、ヤーレ、盆が来たのに、踊らぬ奴は木ぶつ、金ぶつ、石ぼとけ、ヤレ、ドッコイ、ドッコイ、ドッコイショ!
敏子 ヤレ、ドッコイ、ドッコイ、ドッコイチョ!
(手をたたいて)もう一度!
金吾 やれやれ、もう一度か、ヤーレ、盆が来たのに――(そこへ森の彼方から、おーいと呼ぶ男の声がかすかに聞える。しかし、それが耳に入らぬままに金吾は歌い続ける)踊らぬ奴は、木ぶつ、金ぶつ、石ぼとけ、ヤレ、ドッコイ、ドッコイ、ドッコイショ!(そのうたにかぶせて森の彼方から近づいてくる男の呼声が、おーいと近づく)