Classici giapponesi con furigana
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あおいはらふじんのたいつり
垢石釣游記
佐藤 垢石
Leggi 垢石釣游記 (あおいはらふじんのたいつり) di 佐藤 垢石 (さとうこうせき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.298 caratteri · 100 schermate
しかも極めて僅かな費用で、その豪華豊饒に接し得るのである。
東京湾口の落ちスズキも十月の末になればまさに釣季に入る。これも大物だけに釣興が深いが、真鯛にくらべれば魚の価値に格段の差がある。黒鯛も旧の九月から十月は肥りきって味の季節である。富津、鴨居、下浦にかけてはいくらでも釣れる。また晩秋の川では落ちブナから次第に寒ブナに変ろうとする季節だ。水郷神崎町を中心とした利根本流のフナは、ほんとうに見事である。鱗のつやといい、形の大きさといい。タナゴもそろそろ季節に入る。小さなタナゴも馬鹿には出来ないのである。素焼にして生醤油で食べる軽い味、思わず晩酌を過ごす。釣人はいつも上品な気持を持っていたいと思う。