Classici giapponesi con furigana
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きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Leggi 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 150.254 caratteri · 300 schermate
「こら、なにをするんだ。ジャッキー、おまえはまさか……。」
「そうです。じゃまをするのです。」
ジャッキーが、うでぐみをして、四十面相をぐっとにらみつけました。
「エッ、なんだと。おれのじゃまをするというのかッ。きさま、おれの部下じゃないか。かしらにむかって、なんという口をきくのだ。」
ジャッキーは、なにもこたえないで、じっとこちらをにらみつけているばかりです。
四十面相は、ふしぎそうにジャッキーの顔を見つめていましたが、なにを思ったのか、サッと顔いろがかわりました。
「やっ、きさま、ジャッキーではないのだな。だれだッ。……もしや、もしや……。」
「ハハハハ……、やっと気がついたね。そうだよ。ぼくは明智小五郎だ。四十面相、とうとう、ほんとうのかくれ家を見つけられてしまったねえ。」
「おいッ、五郎。そのほかのやつらも、なにをぼんやりしているのだ。こいつは明智小五郎だぞ。なぜ、つかまえないのだッ。」
四十面相は、まわりに立っている部下たちを、どなりつけました。
「ハハハハハ……。きみのほんとうの部下は、この中にふたりしかいやしないよ。あとはみんな警視庁の刑事諸君だ。