Classici giapponesi con furigana
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きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Leggi 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 150.254 caratteri · 300 schermate
しゃべっているのは、夜光の首なのです。
四十面相は、それに気がつくと、ギョッとして、タジタジと、あとずさりをしました。
「なんだ、おまえは、おれの部下じゃないか。なにをいってるんだッ。」
「きみの部下は、あそこにいるよ。」
夜光の首の下についてる、黒シャツと黒い手ぶくろにおおわれた手が、懐中電灯をつけて、洞窟のすみを照らしました。
「アッ。」そこの地面に、黒シャツをきた男が、手足をしばられて、ころがっているではありませんか。
「頭から黒い覆面をかぶせておいたから、夜光の顔は見えないけれど、あれがきみの部下だよ。さるぐつわがはめてあるので、声をだすこともできないのだ。きみが、おとし穴の三人が苦しんでいるのを見ているあいだに、ぼくは、夜光人間に化けて、ここへはいってきたのだ。そして、きみの部下をしばりあげて、部下のかわりをつとめたというわけだよ。」
「それじゃあ。きさま、明智小五郎だな。」
「そのとおり。」
「どうして、ここがわかった?」
「きみが古井戸のそとへのこしておいた上山一郎君と書生さんが、電話で知らせてくれたのさ。しかし、それまでのことは、小林君から、たびたび電話がかかっているので、すっかりわかっていた。