Classici giapponesi con furigana
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「しなゆうき」
支那游記
Leggi 支那游記 (「しなゆうき」) di Akutagawa Ryūnosuke (芥川 竜之介) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 51.859 caratteri · 105 schermate
と云う小説は、大へん面白うございました。」
「いえ、あれは悪作です。」
私は謙遜な返事をしながら、「鴉」の作者宇野浩二に、この問答を聞かせてやりたいと思った。
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南陽丸の船長竹内氏の話に、漢口のバンドを歩いていたら、篠懸の並木の下のベンチに、英吉利だか亜米利加だかの船乗が、日本の女と坐っていた。その女は一と目見ても、職業がすぐにわかるものだった。竹内氏はそれを見た時に、不快な気もちがしたそうである。私はその話を聞いた後、北四川路を歩いていると、向うへ来かかった自動車の中に、三人か四人の日本の芸者が、一人の西洋人を擁しながら、頻にはしゃいでいるのを見た。が、別段竹内氏のように、不快な気もちにはならなかった。が、不快な気もちになるのも、まんざら理解に苦しむ訣じゃない。いや、寧ろそう云う心理に、興味を持たずにはいられないのである。この場合は不快な気持だけだが、もしこれを大にすれば、愛国的義憤に違いないじゃないか?
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何でもXと云う日本人があった。Xは上海に二十年住んでいた。結婚したのも上海である。子が出来たのも上海である。金がたまったのも上海である。