Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
「しなゆうき」
支那游記
Leggi 支那游記 (「しなゆうき」) di Akutagawa Ryūnosuke (芥川 竜之介) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 51.859 caratteri · 105 schermate
二 辜鴻銘先生
狭い梯子を上って見れば、此処にも亦幕に蔽われたる仏あれど、堂守容易に幕をとってくれず。二十銭出せなどと手を出すのみ。やっと十銭に妥協し、幕をとって拝し奉れば、藍面、白面、黄面、赤面、馬面等を生やしたる怪物なり。おまけに又何本も腕を生やしたる上、(腕は斧や弓の外にも、人間の首や腕をふりかざしいたり)右の脚は鳥の脚にして左の脚は獣の脚なれば、頗る狂人の画に類したりと言うべし。されど予期したる歓喜仏にはあらず。(尤もこの怪物は脚下に二人の人間を踏まえいたり。)中野君即ち目を瞋らせて、「貴様は※(「言+墟のつくり」、第4水準2-88-74)をついたな。」と言えば、堂守大いに狼狽し、頻に「これがある、これがある」と言う。「これ」とは藍色の男根なり。隆々たる一具、子を作ることを為さず、空しく堂守をして煙草銭を儲けしむ。悲しいかな、喇嘛仏の男根や。
喇嘛寺の前に喇嘛画師の店七軒あり。画師の総数三十余人。皆西蔵より来れるよし。恒豊号と言う店に入り、喇嘛仏の画数枚を購う。この画、一年に一万二三千元売れると言えば、喇嘛画師の収入も莫迦にならず。
二 辜鴻銘先生
辜鴻銘先生を訪う。