Classici giapponesi con furigana
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しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
Leggi 植物一日一題 (しょくぶついちにちいちだい) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 160.011 caratteri · 312 schermate
源順の『倭名類聚鈔』瘡類中の贅を布須倍(フスベ)としてある。そこでオニフスベは鬼の瘤の意であると推考せられ得る。瘤々しくずっしりと太った体の鬼のことだから、すばらしく大きな瘤が膨れ出てもよいのだ。そして鬼を燻べるということだと解する人があったら、その人の考えは浅薄な想像の説であるように私には感ぜられる。
このオニフスベは嫩いとき食用になる。今から二八二年前の正徳五年(1715)に発行の『倭漢三才図会』に「薄皮アリテ灰白色肉白ク頗ル麦蕈ニ似タリ煮テ食ウニ味淡甘ナリ」と書かれて、この時代既にこんな菌を食することを知っていたのは面白い事実である。この異菌の食われることは西洋での姉妹種 Lasiosphaera Fenzlii Keichardt と同様である。それが無論無毒であって食ってもいっこうに差し支えないことが先年理学士石川光春君の試食によって証明せられ、同君は当時これをバターで※(「火+喋のつくり」、第3水準1-87-56)めて賞味したことを親しく私に話された。
オニフスベは前にも書いたように最も古くから知られた名である。今小野蘭山の『本草綱目啓蒙』