Classici giapponesi con furigana
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かわ
牛をつないだ椿の木
Leggi 牛をつないだ椿の木 (かわ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 75.647 caratteri · 155 schermate
だが、これもよいあいずをおくらない。
しかたがないので久助君は、かれらの集まっていそうな場所をさがしてまわることにした。もうこんなことが、なんどあったかしれない。こんなことはほんとにいやだ。
最初、久助君は、宝蔵倉の前にいってみた、多分の期待をもって。そこで、よくみんなはキャッチボールをするから。しかしきてみると、だれもいない。そのはずだ、豆が庭いっぱいにほしてある。これじゃ、なにもして遊べない。
そのつぎに久助君は、北のお寺へいった。ほんとうはあまり気がすすまなかったのだ。というのは、そこは、べつの通学団の遊び場所だったから。しかし、こんなよい天気の日にひとりで遊ぶよりはましだったので、いったのである。が、そこにも、たけの高いはげいとうが五、六本、かっと秋日にはえて、鐘撞堂の下に立っているばかりで、犬の子一ぴきいなかった。
まさか医者の家へなんか集まっていることもあるまいが、ともかくのぞいてみようと思って、黄色い葉のまじった豆畑のあいだを、徳一君の家の方へやっていった。そのとちゅう、ほし草の積みあげてあるそばで、兵太郎君にひょっくり出あったのである。