Classici giapponesi con furigana
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かわ
牛をつないだ椿の木
Leggi 牛をつないだ椿の木 (かわ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 75.647 caratteri · 155 schermate
あんときあたし、おとうさんがなくなって、悲しくってないてたわ。
母 こっちいおいで。ぬいあげを下ろしてあげます。おや、なにか落ちましたよ。ねずみのふんみたいなものが。
長女 あらいやだ。それ、おしろいの実よ、おかあさん。
母 どうして、そんなものがはいってたの。
長女 おしろいの実をしまっとくとね、色が白くなるんだって、みんながいうんですよ。
母 おやおや。
長女 それから美しくなって、みんながお嫁さんにもらいにくるんだって。
母 あきれた子だね。
次男 あんなこと、うそだね、かあさん。鯉ちゃんとこのねえさんはね、まえだれにいっぱいあつめてったけど、ちっとも白くならないね。いまでもまっ黒だ。
母 どこでそんなに、おしろいの実をとるの。
長男 めくらのおじいさんの庭から、とってくるんですよ。おばあさんがいるときはね、火箸を持って追っぱらうもんだからね、ばあさんがいないときに、女の子たちは、とりにいくんです。
長女 あら、あたしはそうじゃなくってよ。あたしは、おキンちゃんのとこでいただいたのですよ。
長男 あや子のこといってやしないよ。他の子のことだよ。