Classici giapponesi con furigana
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かわ
牛をつないだ椿の木
Leggi 牛をつないだ椿の木 (かわ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 75.647 caratteri · 155 schermate
ついに長女はすがたを消す。
病める子、急になきだす。
母 さあ、なかないで、よし坊。ねえさん、じき帰ってきてくれるからね。おまえは、いい子だから、かあさんのいうことをきくんですよ。さあ、おとなしくねんねしましょう。そのうちにおはやしが、この辺までやってきますからね。いいでしょう、よし坊、おまえのすきな笛や太鼓がやってきますよ。
三男 うそだい。おはやしなんかここまできやしないや。塩屋さんとこまできて、あそこからまた帰っていっちゃうんだ。ぼく去年ついてきたからよく知ってら。
母 おや、そうかい。でも塩屋さんとこまでくれば、おはやしの音がよくきこえるから、いいじゃないかい。大太鼓の音が、どうんどうんてお家の障子にひびいてくるよ。いいでしょう。
三男 かあちゃん。
母 なんだい。
三男 ぼくにも、祭の着物をきせてくれよ。
母 おまえさんは祭にいかないじゃないの。
三男 ぼくも祭の着物がきたいや。にいちゃんたちみんながきたんだもの。
母 そうかい。それじゃ、よし坊ちゃんにもきせてあげようね。
(母親、たんすから一枚の晴着をとり出す)
三男 それじゃないよ。