Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ひだのかいだん

飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選

岡本 綺堂

Leggi 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (ひだのかいだん) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 130.271 caratteri · 263 schermate

Aozora Bunko

斯くして冬子は、彼の空屋まで手取り足取りに担ぎ去られたのであった。

空屋には偶然にも彼のお葉が居合せて、彼女は冬子を拯わんとして※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)と闘った。そこまでの事は冬子も知っているが、気を失って倒れた後の出来事は些とも判らぬ。又何うして此処へ重太郎が引返して来たか判らぬ。恐くは烈しい吹雪に途を失って、再びここまで迷って来ると、恰もお葉が※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に殺されんとする所に会ったので、彼は又お葉を拯わんとして闘った。其結果、お葉も討たれ、重太郎も討たれた。※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)二人も枕を駢べて死んだ。究竟双方が相撃となった処へ、忠一が後から又来合せて、残る一人の※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)も自殺を遂げるような事になったのであろう。

但し是は一種の想像に過ぎぬ。この以外にも彼等の間に何んな秘密の糸が繋がれているかも知れぬ。普通の世間の出来事にも、人間の浅い智慧では想像や判断の付かぬことは幾許も有る。況て※(「けものへん+操のつくり」