후리가나로 읽는 일본 고전
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あるはいまつのどくはく
ある偃松の独白
中村 清太郎
中村 清太郎의 ある偃松の独白(あるはいまつのどくはく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 132,905자 · 262화면
、実は大雪火山群の北東の一部にすぎず、最高峰の旭岳(二二九〇メートル)はじめ白雲岳以南、忠別、トムラウシ、化雲から石狩岳へかけての広大な領域は視野の外にある。
黒岳小屋附近からの眺望の中心たる北鎮岳(二二四九メートル)は、ゆったりした円錐の山腹に数多くの雪田が大模様を描いている。その中の最大なのがいわゆる「白鳥」の雪で、右向きに翼を収めた偉大な姿だが、山麓からは見えないから、農事に関する真の雪形とは言えまい。しかし林業の方の人に聞くと、この白鳥の出現が植林など山仕事の目安になるとの事だから、いくぶん雪形に准ずるものと考えられぬこともない。この類がもう一つ化雲岳の続きにあって、これは横に細長い残雪で「うなぎ」と名付けられているのもおもしろい。
黒岳小舎の挿図
○
黒岳から北鎮に連なる広い尾根は「雲ノ平」のお花畑で、細かい砂礫地がちょうど雪田の表面のような波形を刻み、その高い部分を山草が美しくかざっている。八月の前半は一面の黄花石南花で、実におどろくばかりの見物だった。日本アルプスでもこんな大群落はとても見られない。黄花石南花がすがれるころからは、エゾ水桜の紅花が盛りになる。