후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
「まあ、そんなもんですね」
「馬鹿なことばかり言っている。それより天気は何うだろう? 止みそうもないね」
と団さんは大欠伸をした。
「謙さん、朝四つの足で歩いて昼二つの足で歩いて晩三つの足で歩くもの何に? そうして足の多い時ほど弱いんですよ」
と少時してから田鶴子さんは退屈紛れに考え物を持ち出した。
「さあ、四つの足で歩いて……」
と僕は田鶴子さんの言った通りを繰り返して見たが、何うもそんなものは思い当らなかった。団さんも釣り込まれて、
「一番最後は三つの足だね? よし」
と考え込んだ。
田鶴子さんは散々僕を焦らした後、
「人間よ」
と教えて呉れた。這う頃は四本足だが、立つようになれば二本足で、年が寄ると杖を持つから三本足だそうだ。
「うむ、成程、巧いことを言ったもんだ」
と団さんは横手を拍って感歎した。団さんは数理の方が敏い代りに洒落と来ると余程血の廻りが遅いようだ。二三日前に聞いたのが不図分ってきて、「うん、成程」と突拍子もない声を出すことが往々ある。
「団君、今のはスフィンクスの謎だよ。スフィンクスは往来に立っていて通る人にこの謎をかけた。それも解けなければ食ってしまうという条件つきだから敵わない。