후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
第十四回
「流石に保護建造物だね」
と団さんは石段を下りて山門を顧みながら、
「もうこれで年明けか。随分引っ張り廻したね」
と渡辺さんにお礼を言った。
第十四回
早朝長崎を立って、一昨日は雨で見られなかった沿道の景色を賞しながら一時過に大牟田に着いた。直ぐに三池鉱業所へ行ったが、団さんの訪ねた人は上京中とのことだった。しかし炭坑見学は頭株の人が快く取り計らって呉れた。それも事務員を一名つけて自動車を差し廻して貰ったのには甚だ恐縮だった。
万田坑に着いて、主任の松田さんから種々と説明を聞いた。
「炭坑は山だと思っていましたが、平地なのは案外です」
とお父さんが有りの儘の感想を述べた時、
「この通りの連中ですから、何うかお手軟かに願います」
と団さんが口を添えた。団さんは松田さんとは同年輩の工科出だし、この鉱業所以外にも共通の知人があるので、最早打ち解けて話す。
「此処が万田ですが……」
と松田さんは卓子の上に地図を拡げて、三池の七坑というのを一々名を挙げて指示して呉れた後、
「山崩れのした跡等には断面に地層が幾つも判然現れているでしょう? あの一層を悉皆石炭と想像して見ると丁度炭層です。