후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
第五回
「早いどころか、これは晩種でございます。早種は正月から出始めます。寒の中でもあの通り石垣に日が当りますから苺は石の温気を夏だと思って途轍もない時に熟します」
「冬料理屋でくれる苺はこれだね?」
「そうでございます。石垣苺と申して皆東京や横浜へ出ます。あんな口も碌に利けない草木を瞞して毎年二千三千という金を揚げる家が幾程もありますよ」
「矢っ張り高かろうね?」
「走りは一粒五銭から七八銭という相場ですから、貰いでもしなければ迚も此方の口へは入りません。他所の品物をこの土地で預かっているようなものです」
と車屋は苺にも未練を持っている。そうして、
「胡瓜や莢豌豆の類も早作りをして寒の中に出します。此奴も銀の利くもので……」
「矢っ張り土地の人の口には入るまいね?」
と今度は団さんの方で先廻りをした。
第五回
一昨日の夜更かしで懲りていたから、僕達は昨日はあれから久能山丈けで切り上げて、清水から電車で静岡に着くとすぐに宿を取った。それでも夕飯後沼津へ帰る仙夢さんを見送ったり家へ通信を認めたりして床に就いたのは八時過ぎだった。
「御飯は旦那様のお座敷で皆さん御一緒でございますか?」