후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
此奴が生粋の大阪美人だから、僕が始終然う言って褒めると、家内は躍起になって、美人には美人だけれど出っ歯だと難癖をつける。女はわきの女の綺麗なのには余り同情しないね」
「美人だけれど出っ歯だというのは矛盾じゃないか?」
「それが矛盾じゃないんだよ。女というものは皆自分は兎に角美人だと確信しているんだからね。家内なぞは自分は美人だけれども少し目が出て年が寄っているくらいに思っているらしい。それだから美人だけれども出っ歯だと言っても些っとも矛盾を感じない」
「面白い観察だね」
「自分は美人だけれど少し器量が悪いと思っているところに安心立命がある。それでこそ鏡屋が立ち行くというものさ」
「彼処へ子供を連れて来る奥さんも美人と思っているんだろうね?」
「然うさね。美人だけれど少し鼻が低い代りに額が高いと確信しているんだろう。然もなくてあゝ白粉をコテ/\塗る理由はない」
と公園で通行の婦人の品定めをするところは正に不良中年だ。
さて、中之島では御自慢の公会堂と市庁を拝見して四ツ橋で下りた。大阪は川と橋の都だそうだが、殊に此処は川が十文字に打っ違い橋四つ向き合って特徴を発揮している。