일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんごくし

三国志

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,356자 · 323화면

아오조라 문고

三

天地も裂くばかりな轟音となって、矢石鉄丸を雨あられと敵の出足へ浴びせかけた。側面攻撃に出た曹軍の夏侯惇、曹洪の両大将は、急に、軍を転回するいとまもなく、さんざんに討ちなされて潰乱また潰乱の惨を呈した。

「いまぞ追いくずせ」

袁紹は、勝った。まさにこの日の戦は、河北軍の大捷であり、それにひきかえ、曹操の軍は、官渡の流れを渡って、悲壮なる退陣をするうちに、日ははや暮れていたのであった。

三

元来この官渡の地勢は、河南北方における唯一の要害たる条件を自ら備えていた。

うしろには大山がそびえ、その麓をめぐる三十余里の官渡の流れは、自然の濠をなしている。曹操は、その水流一帯に、逆茂木を張りめぐらし、大山の嶮に拠って固く守りを改めていた。

両軍はこの流れをさし挟んで対陣となった。地勢の按配と双方の力の伯仲しているこの軍は、ちょうどわが朝の川中島における武田上杉の対戦に似ているといってもよい。

「いかに、河北の軍勢でも、これでは近づき得まい」

と、曹軍はその陣容を誇るかのようだった。

さすがの袁紹も、果たして、

「力攻めは愚だ」と、さとったらしく、ここ数日は矢一つ放たなかった。