후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,356자 · 323화면
五
袁紹はすっかり安心した。――が、その安夢は朝とともに、霧の如く醒めてふたたび惨憺たる現実を迎えたことはいうまでもない。
張、高覧も、官渡へ攻めかかって、手痛い敗北を喫していたのである。彼に備えがなかったら知らないこと、あらかじめかかることもあろうかと、手具脛ひいていた曹仁や夏侯惇の正面へ寄せて行ったので敗れたのは当然だった。
そのあげく、官渡から潰乱してくる途中、運悪くまた曹操の帰るのにぶつかってしまった。ここでは、徹底的に叩かれて、五千の手勢のうち生き還ったものは千にも足らなかったという。
袁紹は茫然自失していた。
そこへ淳于瓊が、耳鼻を削がれて敵から送られてきたので、その怠慢をなじり、怒りにまかせて即座に首を刎ねてしまった。
五
淳于瓊が斬られたのを見て、袁紹の幕将たちは、みな不安にかられた。
「いつ、自分の身にも」と、めぐる運命におののきを覚えたからである。
中でも、郭図は、
「これはいかん……」と、早くも、保身の智恵をしぼっていた。
なぜならば、ゆうべ官渡の本陣を衝けば必ず勝つと、大いにすすめたのは、自分だったからである。
やがてその張※(「合+おおざと」