후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,356자 · 323화면
食客
一
食客
一
北方攻略の業はここにまず完成を見た。
次いで、曹操の胸に秘められているものは、いうまでもなく、南方討伐であろう。
が、彼は、冀州城の地がよほど気に入ったとみえて、ここに逗留していること久しかった。
一年余の工を積んで、河の畔りに銅雀台を築いた。その宏大な建物を中心に、楼台高閣をめぐらして、一座の閣を玉龍と名づけ、一座の楼を金鳳ととなえ、それらの勾欄から勾欄へ架するに虹のように七つの反橋をもってした。
「もし老後に、閑を得たら、ここに住んで詩でも作っていたい」
とは、父としての彼が、次男の曹子建にもらした言葉だった。
曹操の一面性たる詩心――詩のわかる性情――をその血液からうけついだ者は、ほかに子も多いが、この次男だけだった。
で、曹操は、日ごろ特に、彼を愛していたが、自分はやがて都へ還らなければならない身なので、「よく兄に仕えて、父が北方平定の業を、空しくするなよ」と訓え、兄の曹丕と共に城へとどめて、約三年にわたる破壊と建設の一切を完了し、兵雲悠々と許都へひきあげた。
まず久しぶりに参内して、天子に表を捧げ、朝廟の変りない様をも見、つづいて大規模な論功行賞を発表した。