후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,356자 · 323화면
ことにことしの秋はよく実り、国中豊楽を唱えておりますれば、この際、各地の地頭官吏をはじめ、田吏にいたるまでを、襄陽にあつめて、慰労の猟を催し大宴を張り、もってご威勢を人民に示し、また諸官吏を賓客として、ご主君みずからねぎらい給えば荊州の富強はいよいよ万々歳と思われますが、ひとつお気晴らしに、お出ましあっては如何なもので」
劉表はすぐ顔を振った。左の髀をなでながら、顔をしかめて、
「案はいいが、わしは行かぬ。劉か劉でも代理にやろう」といった。近頃、劉表は神経痛に悩んで、夜も睡眠不足であることを、蔡瑁は夫人から聞いてよく知っている筈だった。
「困りましたな。ご嫡子方は、まだご幼年ですから、ご名代としても、賓客に対して礼を欠きましょうし……」
「では、新野におる玄徳は、同宗の裔だし、わしの外弟にもあたる者。彼を請じて、大宴の主人役とし、礼をとり行わせたらどんなものだろう」
「至極結構と存じます」
蔡瑁は、内心仕すましたりと歓んだ。早速「襄陽の会」の招待を各地へ触れるとともに、玄徳へ宛てて劉表の意なりと称し、主人役を命じた。
あれから後、玄徳は新野へ帰っても、怏々として楽しまない容子だったが、この飛状に接すると、ふたたび、