후리가나로 읽는 일본 고전
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あかくら
中谷宇吉郎集 第一巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第一巻(あかくら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,056자 · 223화면
その中から先生が選んで東京の子規の所へ送り、子規がまたその中からいいのを採って新聞に出してくれたものだった。東京へきてから、子規が死んで、先生が倫敦へ行かれたもので止めてしまった。
『猫』が初めて出た頃は、先生の所へは誰も行っている人はなし、僕位のものだったのに僕が少し変っていたもので到頭あんなことになってしまったのさ。『猫』も最初の一回切りで止めるつもりだったのに、あんまり評判が良いもので続けている中に、先生自分で面白くなってしまったんだよ。先生は全く世間のことには交渉がなく、小説の材料にはいつも困っておられたらしい。来る者は極っているし、婦人の友達などは勿論なかったし。それだもので僕らのちょっとしたことでも直ぐ書き止めて材料にされたのだ。だから先生の小説にはいつもどこかに必ず先生が入ってきている。そしてちょっと変った男ばかり出てきているね。全集の中に「寺田のすしの食い方」というのがあるが、あの意味を話したことがあるかね。先生が倫敦から帰られて家がなくて牛込の奥さんの所におられた頃、僕が行ったら鮓の御馳走をして下さったことがあった。その時何でも先生が鮪を食うと僕も鮪を食う。