후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
「チンピラども、出てこいっ。」
部下のやつが、大きなだみ声で、どなりました。
しかたがないので、小林君とポケット小僧は、トランクの外へはいだしました。
部下のひとりは鍍金仏をこわきにかかえました。それからふたりで、小林君とポケット小僧の手をつかんで、どこかへ、ひっぱっていくのです。
やみの中にボーッと黒い建物が見えました。レンガづくりの二階だてです。古い西洋館です。こんな山の中に、どうして西洋館があるのか、ふしぎでしたが、あとになって、そのわけがわかりました。
四人は、入口の鉄のドアをひらいて中にはいりました。自家発電をやっているのか、ひろい廊下にはうすぐらい電灯がついていました。
その廊下をいくつもまがって、二少年はおくまった一室につれこまれたのです。
そこは、りっぱな広い部屋で、てんじょうからきりこガラスのシャンデリアがさがり、部屋じゅうをあかるくてらしていました。
まるで、宝石をちりばめたような、うつくしい部屋でした。
というのは、部屋のまわりに、りっぱなガラスのちんれつ箱がずらっとならんでいて、その中に、あらゆる美術品がおさめてあったからです。