후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
銀色の玉
そして、見物たちが、ここで宇宙服をぬいで、外へ出て行くときに、なにくわぬ顔で、その中にまじって、逃げ出してしまうつもりなのです。
銀色の玉
そのあくる日、午前十一時ごろ、明智探偵事務所の応接間には、明智探偵と大発明家遠藤博士と小林少年の三人がテーブルをかこんで、話をしていました。
一時間ほど前、ポケット小僧が、月世界の見世物から逃げ出してきて、ゆうべのことを、くわしく報告しましたので、明智探偵は遠藤博士に電話をかけて、事務所にきてもらって、相談をしているのです。
ポケット小僧は、ゆうべ寝なかったので、話をしてしまうと、さっそく小林少年のベッドにもぐりこんで、グーグー寝ているのでした。
「そんなに大ぜい部下がいるのでは、わたしの子どもを、とりもどすことは、むずかしいでしょうね。」
遠藤博士は、心配らしく、明智探偵の顔をながめました。
「むずかしいにちがいありませんが、ポケット小僧のおかげで、あいつのすみかがわかったのですから、なにか、うまい方法があるかもしれません。考えてみましょう。」
明智探偵はそう答えましたが、さすがの名探偵にも、そのうまい方法というのが、すぐには浮かんでこないようすでした。