후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
青い自動車
」
「なんといってもだめだぞ。おれはおまえをつれていくのだ。」
それは、あの聞きおぼえのある、機械のきしるような声でした。電人Mです。電人Mがいつのまにか、研究室にはいって、治郎君をどこかへ連れ去ろうとしているのです。
「だれかきてください。……助けてえ……。」
治郎君のさけび声です。もう、一刻も猶予はできません。
博士はからだごと、ドアにぶっつかっていきました。二度、三度、ドシンドシンと、ぶっつかっているうちに、ギギギ……と音がして、ちょうつがいがはずれ、ドアが斜め向こうに倒れて、人のはいる隙間ができました。
とびこんでみると、おやっ! 部屋の中はからっぽです。窓の鉄格子も、ちゃんとはまったままどこを捜しても、人間ふたりのぬけだした隙間はありません。
あいつは、ふしぎな魔法で、消えうせたのです。自分だけでなくて、治郎君まで消してしまいました。ああ、いったい、これには、どんな秘密があるのでしょうか。
青い自動車
ちょうどそのころ、博士邸の外にも、奇怪なできごとが、起こっていました。
一台の青い自動車が遠藤博士邸のコンクリート塀の外にとまりました。ヘッド・ライトを消してそのまま、なにかを待つように、じっと、とまっているのです。