후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
そして、ドアをひらくと、美術室の中に、みょうなものが動いているのが見えましたので、いそいでドアをしめ、ごくほそいすきまを残して、そこから部屋の中をじっとながめました。
美術室には、たくさん棚があって、そこにいろいろの美術品がならべてあるのですが、壁ぎわに金庫がおいてあります。それには、美術品のなかでも、いちばんだいじなものが、しまってあるのです。
その金庫の前に西洋のよろいが、うずくまって、ダイヤルをまわしているではありませんか。廊下においてあったよろいが、ここまで歩いてきて金庫をあけようとしているのです。
有馬さんは、よろいの頭が鉄仮面にかわっているとは、気がつきませんが、いずれにしても、よろいの中に人間がはいっていることはたしかです。
どろぼうが昼間のうちに、やしきにしのびこみ、よろいの中にかくれていて、夜がふけるのを待って、金庫の中のものをぬすもうとしてやってきたのです。
有馬さんは、そっとドアをしめて、いそいで書斎へひきかえしました。そして、そこの卓上電話の受話器を取りあげると、知りあいの私立探偵明智小五郎の事務所をよびだすのでした。
「明智先生ですか。