후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
「先生。」
といって、小林君がかけよりますと、明智探偵は、シッというように、口に指をあてて、目でついてくるようにとあいずをして、門をくぐり、しき石道を歩いて、正面のドアをひらき、西洋館の中へはいっていきました。ドアにはかぎもかけてないようでした。
うちの中は、まっくらでした。電灯も、とめてあるとみえて、スイッチをさがして、おしてみても、あかりはつきません。
「懐中電灯を持ってきたろうね。」
明智探偵のことばに、小林君はすぐに、ポケットから万年筆型の懐中電灯をだして、スイッチをいれました。それをみならって、少年たちも、てんでに、万年筆型の懐中電灯をつけるのでした。この懐中電灯は少年探偵団の七つ道具のひとつなのです。
おおぜいが懐中電灯をつけたので、家の中は、にわかにあかるくなりました。
「感心、感心。みんな、七つ道具を忘れなかったね。」
明智探偵はそういって、さきにたち、廊下を通って階段をのぼり、二階から三階へあがりましたが、そこがおわりかと思うと、まだもうひとつ階段があるのでした。階段というよりは、はしごです。せまい、きゅうなはしごです。
そのはしごをのぼったところに、大きなあげぶたがついていて、それを、上におしあげると、ポッカリと黒い口がひらきました。