일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんなんじょなん

剣難女難

吉川 英治

吉川 英治의 剣難女難(けんなんじょなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 243,807자 · 482화면

아오조라 문고

玄蕃は、長の浪々でようやく衣食には窮迫して来たし、この先どうしたものかと思案していたところなので、機こそよしと、早速江戸家老の溝口伊予へ嘆願書を出して、再度帰参の取なし方を頼みこんだのであった。そして今日はその吉左右を聞きに来たのであった。

「はて、巧く行ってくれればいいが……」

と待ちあぐねていると、やがて京極家の臣溝口伊予が入って来た。元なら同藩の親友だが、今では江戸家老と只の素浪人、大月玄蕃もさすがに退目を感じながら一別以来の挨拶を済ました。

「この度はまた、厚顔しいお取なしを願い出、赤面至極に存じまするが、何分よろしくお力添えの程お願い申し上げます」

「いや何、決してご斟酌なさる程ではござらぬ。そりゃ殿様にも、四、五年前桔梗河原で福知山方とご当家との意地試合に、肝腎な其許が惨敗いたしたまま、国表を逐電されてしまった当座は、並ならぬご立腹であったには相違ないが、鐘巻自斎先生のご助力があったため、以来すッかり福知山の松平家で腰を折ってしまったので、自然、貴殿へのお憎しみも薄らいでいるところじゃ」

「いやもう、あのお話を持ち出されましては、玄蕃、冷汗背を流れまして、帰参のお願いどころか、穴にも入りたい心地が致しまする」